メッセージに気づくこと

自分自身へのメッセージは様々な形で現れるものです。
何気なく他人から促されることも、読んだ本やテレビから・・そして夢の中から。
顕著なメッセージは身体的なものからも発せられます。
心の葛藤や叫びが身体症状となって現れることもありますが、望んでいない形で病気や怪我といった形でメッセージが伝えられることもあります。
私は過去に心の中では「何かがおかしい」と感じていたものの、それを言葉に出すことは選ばず、相手にその混沌とした気持ちを伝えることもできずいました。
そんな私にメッセージとして起こった身体症状はご飯を食べられない、味覚障害(特に辛いものがわからない)、胃痛、最後は過喚起症候群というものでした。
そこまで悪化してからやっと自分の心の声を大切にする気持ちが湧き、生きることの意義や心の奥底から自分を愛することを学ぶきっかけになりましたが、本当に心身の健康を実感するのに2年ほどの歳月をかけることになりました。
全員とは言いませんが、多くの場合自分の気持ちを(本心と言えますが)健全な表現で相手に伝えることができない、または苦手な人ほどその苦手な面を補うが如く身体の不調がメッセージとして現れるケースに陥るようです。
身体症状として現れた場合、先ずは病院で検査を受けるなどの処置が最善になります。私もあらゆる検査を受けたものです。そこで、原因が見当たらない場合、心からのメッセージが考えられます。
これは、先ずは自分自身での心の対話や何か悩んでいることがないか検証していくことが大切でしょう。そこで、何とかその原因を回避しようだとか一人で抱え込もうとする必要以上の頑張りはいらないのですね。
そのような時はカウンセラーなど専門家と一緒に心の葛藤を見つめていく自分への縛りを緩ませる感覚が必要になります。頑張り屋さんほど一人で乗り越えようとしますし、悩みを更に奥底へ沈ませようとやっきになるものです。
しかし、誰があなた一人で考え抱え込み対処しなさいと教えたのでしょう?
そして、どんなにか身体が必死の思いであなたに不調のメッセージを送っているのに大丈夫な振りをするのでしょう?また、こんなに身体まで壊しているのに何故より一層自分に付加をかけるのでしょう?
身体のメッセージをありのまま受け取ってください。
もちろん、心のメッセージを身体が壊れる前に受け取れる方は、身体まで壊れる前にそのメッセージを受け取ってください。
いたずらに心も身体もダメージを受けるだけ、そんな自分を不幸だ惨めだと思うだけになることはもう止めてください。
この世にはあなたに必要なことしか起こりません。もし、悲惨な状況であってもそれを乗り越える力を見込んで起こっていることですし、実は苦難を乗り越えた人にだけ与えられる成長や学びが燦々と光り輝いて待っているのです。
自分自身を心の底から大切にしてください。
どんなに他人へ思いやりを持とうとも、自分を心から愛せない人は真の意味で他人を愛することはできないのです。これはその意味を体感したことで知ることができます。

今日、身体症状のメッセージを受け入れられず、自分を更に痛めつけようとしている大切な人がいました。
その人への強いメッセージを込めて、また多くの同じような体験や思いを持っている人へのメッセージを込めて・・・。

どんな状況もあなたが自分自身を本心から大切だと愛しいと思うことで乗り越えられます。自分を大切だと愛する術がわからないというときは、私たちを思い出してください。
共に考え、共に寄り添いサポートします。

大切な愛するあなたへ・・・。