それは夢から始まっていた?!〜1.序曲〜

まだそのドキドキが残っている・・・。
久しぶりに心が引きちぎれたような感覚を味わった。
今、そこから解放されたはずなのに残像のような余韻が漂っている。
そんな経験をするとは思いもしていなかった。
しかし、今振り返ってみると既に数日前の夢が物語っていたではないか?!
〜夢その一〜
何だかよくわからないが、最終的に「敵」のような人物を押さえつけようとして後ろから羽交い絞めにした私。
だが、その敵は自分の胸をピストルで撃ち、そのまま後ろの私の胸を貫通させ私は息絶える・・という夢。
今までに死にそうになった夢は経験あるのですが、死んでしまったということはなかったのです。
初めて夢で死んでしまいました。自分の分析というか感覚でいうと「まるで自分の一部が死んでしまったような」という言葉がピッタリでした。最近の私は前向きなので「新生まゆみの誕生やね」ということにしました。
〜夢その二〜
父と神社のような場所でお水が湧き出る手水場のような水辺でその水を見ていると、下の方に数人の神主とトキか?白鳥か?といった鳥が数羽あるいている。そしてその地面に黒い餌のような塊がいくつか落ちている。すると突然その鳥の中から白い雛のような毛がモコモコした一羽の鳥が、すごく驚愕したような表情で私と父の方へ目掛けて飛んでくるのです。私は気持ちが悪くて身を縮ませていましたが、見事に私と父の丁度間に到着したと思ったらパタリ・・と息絶えたのです。「ひえ〜〜っ」と思っていると、急にその場が部屋の中に変わり、相変わらず横には父とその鳥の亡骸が・・・。私は隣の部屋に居る母の所へ駆け寄ると、母は馴染みの毛布を被って横になっていました。私が「鳥が死んでるからなんとかして欲しい」と言うと起きてきて、その部屋へ向かった。ところが鳥の姿が無いのです。居たはずの場所にはうっすらと血の後があり、鳥は忽然と消えてしまったのです!
なんだか、変な夢だ。これはなんのメッセージなんだ!!というざわざわした気持ちがありつつ、のんびりと過ごしていた私。しかし、夢は歪曲かつしっかりと私に重要なメッセージと予告を起こしていたようだ。
それを知るのは数日後のことであった。
〜続く〜