祝・米寿！

同居するおばあちゃんが８８歳の米寿を迎えました。
毎年ささやかながら家族のお誕生日にはお祝いをしますが、今回は特に気持ちを込めてお祝いしたいと考え、事前準備にかかっておりました。
お誕生日ケーキの注文と祝い膳の注文、花束とプレゼントの準備をこっそりとしていました。
おばあちゃんの娘が節子さんになるのですが、今回はサプライズプレゼントとしておばあちゃんの４人の子供たちから手紙を渡したどうか？と思い、節子さんが手紙など書いたこともない兄たちへ連絡して、皆から快諾を得ました。
４人の子供たちはお手紙にお祝い金を添えたり、アレンジメントの花を送ってくれました。
孫の私も同居する父もお手紙を書きました。
知らせてもいなかったのに他の孫からもプレゼントが届きました。
それら全てを米寿の誕生日のパーティーまでにおばあちゃんに見られないように隠して隠して・・・。そのお部屋は花束の匂いでいっぱいです！
いよいよ祝い膳が夕方に運ばれてきました。そこで、誕生日の「た」の字も聞かせてもらえてなかった祖母を呼び、米寿祝いをしました。
たくさんの肉親からのお祝いメッセージやプレゼントに驚くおばあちゃん。
やはり特に４人の子供たちからの手紙とその気持ちに心が動いていたようです。
おばあちゃんは「長く生きてきて、こんなに生きたくないなと思っていたけれど今日で変わった。長く生きているとこんなに良い事があるんだ。」と言っていたのが印象的です。
大正生まれの戦争経験者で病気のお舅さんを長年介護し、夫を癌で亡くしてから約40年・・・。語りきれない苦労を経験してきているだろうと思います。
今年はちょっと夏バテ気味で心配なおばあちゃんですがこれを乗り越えて「長生きするっていいもんだよ！」という経験を増やして欲しいと思います。
そして、人生の大先輩の背中を見せて欲しいなと願います。
いつも優しくしてくれるおばあちゃん、ありがとう。
そして本当におめでとう♪
＊写真は還暦以来に袖を通した赤いチャンチャンコを来たおばあちゃん。８８歳とは思えぬ元気さです！