コミュニケーション上手って?

コミュニケーションの大切さっていろんな場面から大切だと言われていますよね。
このTWIN☆LOTUSでも「コミュニケーション心理学講座」を設けているほど人が生きるうえで大切なことのひとつだと思っています。
ただ、このコミュニケーションって奥深いのですよね。
私が大好きな師匠の一人である富田先生の言葉をちょっと引用すると「話しすぎはわがままです。聞き過ぎはなまけです。」という実に深い言葉があります。
私のちょっと昔のタイプは聞きすぎのなまけです。ですから、しっかり聞いてるはずの自分が「なまけ」に属していたのかと思うと目からウロコでした。
しかし、ここにまた複雑な聞き上手(?なふり)の存在に気づきました。それは「相手に答えを言わせる聞き上手(?なふり)」の存在です。これは実に巧妙です。それは、例えば暑くてたまらないお部屋にいるとある同居人。今は節電の夏でした。しかし体調を崩しかねるほどの暑さです。そこに「暑い、暑い」と死にそうな声の同居人。しかし、決して冷房を入れようとしません。そこで体調を壊してはよくないと思い「少しぐらい冷房を入れたら?」というパートナー。すると、その同居人は「そう?いいの?」と安心して冷房を入れる。コレは実は責任感の転嫁かもしれません。本当は冷房を入れたいのだけれど自分で言うのはまずいかな?とか相手にどう思われるかしら?など考えて、相手から許可をもらうことで目的=冷房を入れる、ということを叶えるのです。そこで、同居人が入れていた冷房がもしなんらかのトラブルで壊れる・・などのことがあればその同居人はすかさず「だってあなたが冷房を入れたら?と言ったから」と言い訳を言うでしょう。その言葉を聞いた瞬間、責任転嫁の聞き上手の技に引っかかったという訳です。
残念な話です。
しかし、この同居人はその自覚はございません。無意識の領域ですから。
だから、カウンセリングを受ける人は残念ながら、この無意識の領域の餌食になった方かもしれません。
でも、そんなあなたはラッキーです。それは、そこから脱却できる方法を知ることができるからです。
上記の例はとっても単純な一例です。しかし、これは受験に迫れれているあなたや、就職を決めるあなた、そして結婚を決めかねているあなたや人生の岐路に立たされているあなたに関連している「あなただけの事情」があるはずです。
本当のコミュニケーション上手って何でしょうか?
多くの人は「自分の思いを明確に他へ伝えられないこと」だと思っています。
もちろんそれもコミュニケーション下手の一例でしょう。
しかし「喋りすぎた上の下手さ」または「無意識からの責任転嫁型の下手さ」もあるということです。
どんな、パターンであれコミュニケーション下手には違いありません。
そして、コミュニケーションの流れが滑らかであれば生き方上手、しあわせ上手になる近道であることは変わりありません。

あなたのコミュニケーション今一度振り返ってみませんか?